エコハウスとはどんな家なのでしょか?
簡単に言うと「自然界にある素材を極力多く取り入れた材料を使用し、結露対策や省エネルギー対策を図った家です。
また、構造躯体が長持ちするものはいうまでもなく、必要な耐震性能を持っており、経年劣化しないように結露対策がしっかりされています。初期性能を維持するために、断熱、気密、換気、暖房計画がきちんとなされて結露を防止する造りがしてあります。
次に素材については製造、施工、居住段階から解体、廃棄に至るまでトータルに考えて健康・環境のことを配慮したものが使われます。それは、住宅を長命のものとするようにメンテナンスがしやすくかつ年月とともにアンティーク効果が得られる造り方になっていなければなりません。
つまり、住宅建築の原理原則が「エコハウス」と言えるでしょう。
地球温暖化問題や自然の生態系の問題に関して現在、さまざまな取り組みがなされています。そして、政府は「環境基本法(1993年)」を基に「環境政策大綱」を策定しています。この中に、環境政策の事業のひとつとして「環境共生住宅」というものがあります。この環境共生住宅は3つの柱を軸にしています。
また、エコハウスというものが考えられるに至った原因は、建築における化学汚染物質やシックハウス、アレルギーと化学物質過敏症などの問題があげられます。
エコハウスのコンセプトは、低環境負荷であり、暖冷房、給湯、照明の省エネルギーを図ることにより、建物の寿命をのばして、光熱費を削減するところにあります。人間が住む空間として快適な空間は、空気調和による空気環境の完全制御をすればよいかもしれませんが、それが本当に快適な環境であるとは限りません。なぜなら、人間も自然環境の一部だからなのです。
地球環境に優しく人間も住みやすい住居を維持するためには完全に人工的につくられた環境ではなく、自然の要素をいかに取り入れ、有害物質による汚染の少ない健康的な環境をいかにつくるかがとても重要になります。